ピンシリンダー錠

ピンシリンダー錠とは

ピンシリンダー ピンシリンダー錠とは、ピンタンブラーと言うピン状のタンブラーを使用しているシリンダー錠です。
 ピンタンブラーは通常、上ピン(アッパーピン)と下ピン(ボトムピン)に分かれており、バネで内筒側に押しつけられています。鍵をさしていない状態では上ピンが障害になり内筒は回転できません。
 正しい鍵をさし込むと、上ピンと下ピンの間(シアライン)が内筒と外筒の間に揃い、内筒を回転させることが出来るようになります。
 違う鍵をさした場合は、シアラインが揃わないため、上ピンまたは下ピンが障害となり、内筒を回転させることが出来ません。
 マスターキーシステムを組むような場合は、上ピンと下ピンの間に中ピン(ミドルピン)を入れて複数のシアラインが出来るようにします。

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ディンプルもピンシリンダー錠

ディンプルキーシリンダー ピンシリンダーはピンの数が多ければ多いほどピッキングによる不正解錠が困難になります。
 防犯性が高いディンプルキーシリンダーの多くは、構造はピンシリンダーそのものです。ピンの本数を多くするために、2~4方向にピンを配置してあります。

アンチピッキングピン

アンチピッキングピン ピンシリンダーの耐ピッキング性能を上げるために、アンチピッキングピンを使用した物があります。アンチピッキングピンにはマッシュルームピンやスプールピンと呼ばれる物があります。これらを主に上ピンに使用する(下ピンに使用している物もあります)ことで耐ピッキング性能はかなり高くなります。
 最近生産されているピンシリンダーは、全ての上ピンにアンチピッキングピンが使われている物が多くなっています。

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